夏の浜、日々の服 -ジェン先生の服-
「夏の浜、日々の服」
Cheng Huichung / TAIWAN
-ジェン先生の服-
2017.6/17 sat-
※売り切れ次第終了となります。
——————————
夏のアジアへの新たな開拓地へ、行き先は「台湾」。
台湾の伝統文化を守りながらも
かたち、素材、着心地、全て身体がうれしい服。
流行にとらわれず、普遍的な服。
動きやすくて、シルエットがきれいな服。
自然と身体に寄り添ってくれる、心地のいい服。
誰が着ても似合う、日々の服。
台湾では一目見ればわかるというほど愛されている
ジェン先生の服、買い付けてきました。
—
台北近郊にアトリエ兼ショップを構える、ジェン・ホェギョンさん。
学生時代に織物を学び、その後、工場での織物の図面作成の仕事に携わっていたそうです。
時間に追われ、最大の利益を生む方法と効率ばかりを考え
工業製品のように淡々と生産される服を見る一方で
様々な先住民族から成る独特な国柄と、中国古来の伝統服に興味を持ったのです。
先住民族の服や道具には、機能だけでなく、身を守ってくれる模様や祈りが込められていたり
古くからの伝統文化がぎゅっとつまっており、暮らしや心を豊かにする大事なものでした。
彼は、台湾の民族の美しい伝統文化を守っていくため織図に起こし
それをヒントに服を作っています。
そこには、時間や利益は必要なく、すべて身体がよろこぶ服作りに徹しています。
ジェンさんの服は、通販などではなく、ジェンさんの自宅(兼アトリエ)に行き
ジェンさんから直接買うしか方法がありません。
それでもたくさんの人が求めにやってくるのです。
素材は、コットンや綿麻など、天然素材のもの。
自然素材による染色は、たくさんの色数を生み出し、やわらかでやさしい色合い。
誰がみても分かり、日常着なのでお洗濯も取り扱いも簡単。
ブランドタグや洗濯表示もありません。
伝統舞踊をする人にも着てもらい、動きのシルエットを確認するそうで
ジェンさんの服を求めに来る舞踏家も多いそう。
町を愛し、伝統を愛し育て
変わらず守り続ける、ジェンさんの服。
正直な身体に向き合える服。
まずは袖を通してみてください。
夏の浜にぴったりな、日常着です。
seki