sonor in YOKOHAMA -春鞄のオーダー会-

 

皆さまこんにちは、sioです。

最近はTÜR TÜR BERG(インスタライブ)でお話しすることも多く

こちらのwebではご無沙汰になってしまいました。

 

あっという間に2月も中盤、冬も終わりに近づいてきましたね。

かくいう私は先月、3年ぶりの欧州買付へ行ってまいりました。

 

 

 

この3年は海外メーカーとのやりとりはメールやデータのやり取りのみ。

やっぱり実際に足を運び、空気を感じ、新たなものを見つける喜びは

便利さには変えられないものと実感した約1週間でした。

 

感染症や為替の問題、未ださまざま課題はありますが

それでもやはり、海外へ出かけるということが再び当たり前になり

沢山の方にこのドキドキ、ワクワクを感じて欲しいと心から願うばかりです。

 

皆様にお伝えしたいエピソードはたくさんありますが、

それはまた別の機会に。(もしくは店頭にて!)

 

そんな旅を経て、春に近づくこの季節。

BLAUBERGでは2023年最初のイベントが始まります。

 

 

 

sonor in YOKOHAMA -春鞄のオーダー会-

2023.2.18sat – 26sun (2/22wedは定休日のためclose)

 

初めてBLAUBERGでsonorの鞄展を行ったのは4年前。

「あのバッグはまた店頭に並びますか?」

そんなお声も多く、今回は新たなシリーズを中心に

春鞄のオーダー会を今週末より開催します。

 

 

 

 

もちろん、初めましての方もいらっしゃると思うので、

sonorについてご紹介させていただきます。

 

sonor (ソナー)

国産の素材を使用し、1点1点に想いを込めて制作しているレザーバッグブランド。
使用する豚革はエコレザーに認定された、人にも環境にもやさしい革。

使い手に寄り添える、日々の生活が少し楽しくなる、

そんなものづくりをしているブランドです。

 

そんなsonorが大切に使っている「エコレザー」とは一体何か。

それは食肉用に屠殺された豚からいただいた副産物。

つまり活用しなければ、ただ捨てられてしまうもの。

下町の小さな工場で、ミモザなど100%植物性の「タンニンなめし」を施した国産の天然皮革です。

なめしにミモザの枝や幹を粉砕した植物タンニンを使うことで、

自然や人の体に有害な物質の排出リスクを最小限に抑え
赤ちゃんや敏感肌の人でも安心して使え、また土に還すこともできる革なのです。

そのため色ブレも、傷もあり、同じ染料でもロットによって色ノリが違うことも。
人間も肌に違いがあるように、豚にだって個性も、季節による変化もあるのは当然。
環境に優しく、できるだけ自然のものを生かしたモノ作りを追求した結果、

辿り着いたのがこのエコレザー認定を受けたピッグスキン、ということです。

 

SDGsという言葉も巷でよく耳にするようになりましたが、

難しいことは考えず、自分の周りの人や環境、そして自分自身を大切にできる物を

側におき生活をしていくことが、何より幸せなことなんじゃないかなと

感じさせてくれるのが、sonorの鞄だと思います。

(そしてとっても軽く気軽に使いやすいのも、その良さのひとつです。)

 

 

今回はそんなsonorさんと話し合いを重ね、

せっかく4年振りのイベントなので、何か特別なことができないかと

沢山我儘を聞いていただきました。(作家の園田ご夫妻、ありがとうございました!)

 

「春鞄のオーダー会」ということで、

今回は前回のイベント時にはなかった新モデル”ZUTA”を中心に

オーダーを承ります。

 

 

ZUTA (写真左 sizeM ¥19,800 taxin / 写真右 sizeL ¥29,700 tax in )

 

柔らかな豚革を使い、マチなしのすっきりとしたモデル。

サイズはMとLの2サイズ、そして今回は別注で気軽に使えるより小さなminiサイズ(写真中央)も

BLAUBERGのために特別に作って頂きました。

size miniは即売のみ。手に取って頂いたその日からお使いいただけます。

 

 

ZUTA (別注mini ¥13,200 tax in)

 

ZUTAの大きな特徴は、表面は豚革で裏地がコットン地になっており

なんとダブルフェイスでリバーシブルとしてお使い頂けるのです。

気分に合わせて好きな面、好きなカラーを選べるのが嬉しいところ。

 

 

 

 

どのサイズもマチはないですが、容量は見た目以上。

一番小さなminiのサイズでもちょうどB5が入るくらい。

500mlのペットボトルもすっぽり入る優れものです。

 

普段は決まったカラーパターンでの販売なのですが、

今回はこちらも特別に、普段sonorのラインナップには並んでいない特注カラーを交え、

表面の豚革だけではなく、コットンの裏地とのコンビネーションもお好きなカラーを選んでいただけるという

今までにはないセミオーダースタイルでの受注会となります!

 

 

 

 

 

春らしい色や、目を惹く鮮やかなお色など、

このタイミングでしかお選び頂けないラインナップでご用意しています。

 

使いやすいカラーパターンは間違いない、

だけどこの機会に差し色になる鞄をひとつ持っておくのもまたひとつ。。

自分でも迷ってしまうくらい、悩ましいカラーチョイス。

 

ぜひ様々な組み合わせを楽しんでみてください。

 

 

 

今回はスペシャルが盛り沢山。

もうひとつ、特別な鞄を用意して頂きました。

 

先月の欧州買付にて、思いがけない出会いが。

パリから南仏まで電車で片道4時間。

寒さにも負けず、ストにも負けず、

信頼を置いているヴィンテージクローズのディーラーに会いに飛んで行った日のこと。

 

圧巻のショールームにて数時間のバイイングを終え

大満足で帰ろうとしたその瞬間、目に入ったヴィンテージクロスの山。

山の中腹あたりにどうしても気になって仕方がないストライプのクッションカバーを見つけ、

「これはもしや、違う姿に生まれ変わるのでは。。」

 

その場でメジャーを取り出し計測する姿にディーラーは

「これをリメイクするつもり?勿体無い!」と冗談半分で笑いかけます。

 

こちらは大真面目。

頭の中で想像を膨らませ、連れて帰る決心を。

 

帰国し、sonorの園田ご夫妻に相談すると

快い二つ返事で「ぜひ鞄にしてみましょう!」と。

実際にヴィンテージクロスにて仕上がった鞄は唯一無二の表情。

あの時の感覚は間違いじゃありませんでした。

園田ご夫妻、本当にありがとうございます。

 

こちらは即売のみのZUTA 別注miniサイズの数点のみ。

表側のカラーは3種類。

こちらは店頭でのお楽しみに。

 

 

ARAI Backpack ¥41,250 tax in ~  

 

ARAI TOKUDAI ¥59,400 tax in ~

 

その他にも男女兼用で使いやすい豚革のリュックや、

普段使いでも旅行にも使いやすい特大サイズのトートも

オーダーしていたけます。(どちらも裏地はなし。)

 

オーダーは店頭のみとなりますが、

即売分のお鞄はオンラインにてアップ予定ですので

遠方の方にもぜひ、このイベントを楽しんでいただけたらと思います。

 

 


 

 

あなただけのバッグを、特別なものづくりで。

春の初めに、お出かけの相棒を。

 

sio